ネタバレ注意!
以下の記述には激しいネタバレがありますので注意してください。
2007年12月のKARIYACONで「ひぐらしのなく頃に」を半分観て、2008年5月にあと半分を消化、2008年12月の今回はとうとう解答編の「ひぐらしのなく頃に解」に突入した。
「解」の方はTV放送で観ていたのだが、例の事件でテレビ埼玉が放送を中止したために結末がどうなったのかまったくわからない状態だった。しかもテレ玉は「皆殺し編」が終わったところで打ち切ったために、主要登場人物全員が殺され、悪役鷹野三四のひとり勝ち状態のまま長い時間が過ぎてストレス溜まりまくりだった。
しかし今回「祭囃し編」ですべての謎が解け、さらにほとんどの人に平穏が訪れる大団円を迎えたので、やっと溜飲を下げることができた。(^_^)/
ということでかなりすっきりしたのだが、気になることがないわけではない。多分これまでにも世間では散々議論されているであろう最後の「大人梨花が鷹野の運命を変える」シーンだ。
そもそもひぐらし世界でのパラレルワールドは可能性の数だけ無数に存在するのだろうか?もしそうだとすると、梨花が必ず自分の殺される世界に転移していたのは不自然な気がするので、これは梨花が殺された時点で世界が分岐すると考えるのが妥当だろう。
また、ひぐらし世界はパラレルワールドではなく、同じ時間軸上で過去のある時点からやり直していると考えることもできるが、「解」の最初のエピソード「サイカイ」が「罪滅し編」の後日談であることからこの可能性は否定され、それぞれの世界が平行して存在していることは確実だ。
この前提に立つと、梨花が鷹野の運命を変える理由がわからない。
「祭囃し編」以降には世界は分岐しないと思われるので、そうなると梨花が変えたのはこれまで分岐してできたパラレルワールドのうちのひとつの過去ということになる。鷹野の両親が事故で亡くならなければ鷹野は両親と幸せに暮らし、鷹野一二三の研究を受け継ぐこともなく、入江機関も創設されない。そうなると 悟史や沙都子がレベル5の雛見沢症候群を発症したときにどうにもならなくなるのでその辺もケアして、結果みんなが平穏に暮らせるようにしたのだろう。しかしこの考え方には矛盾があって、鷹野が幸せになった世界の梨花は殺されずに成長しているはずで、そうなると梨花は最終的に「祭囃し編」の世界に転移しないことになる。
あ、そうか、梨花が鷹野の運命を変えた時点で世界がまた分岐したと考えればいいのか、でも、
だから何?
それって何か意味があるのだろうか?平行世界がいくつか増えたという結果にしかなっていないのでは?鷹野が幸せになれる世界がひとつくらいあってもいいじゃないかってこと?うーん、よくわからん。
あと、鷹野の運命が変わった世界で梨花は大人になっているはずだから、鷹野の運命を変えた梨花と同じ能力を持っている可能性は非常に高いと思うのだが、そんな人は出てこないしなあ、、、。
ああ、でもその人が現れるのは「祭囃し編」以降に分岐した世界だから、それ以前に分岐した世界には特に影響はないのか、、、。
ほんとにもう、、、あの最後のシーンさえなければ「大団円」の一言で済んだのに、また
大きな謎が残っちゃったよ。(T_T)
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